2022年7月 日記

7/1
何もなくて金曜日だったから歩きたくて海に向かった 港区散歩 芝浦南ふ頭公園まで歩いたけれど、21時までで入れなかった まわりのでかい高速道路 ものすごくテンションが上がったけれど今思うと少し怖かったな 誰もいないし、車だけがたくさんで
公園に入れなくて海の近くまで行けなかったのが悔しかったのでずーっと歩いて竹芝まで行った レインボーブリッジ、高いビル そういうものが対岸に見える 東京の海 でもいつも、ここで地震が起きて津波がきたら全部終わる、と思う だから海は怖い 海の中には絶対何かいた 船が鳴る音がしたし、かもめの鳴き声もした 嘘だろ、と思った
でも、景色はすごく、すごくきれいで、とても好きだった 果て、感がある 全然果てじゃないのに しばらくいた
結局、終電くらいの電車に乗る

7/7
七夕 あれから1年たった また
ごたごたしていて、でもごたごたしていたからは理由にならないこともたくさんある こちらの都合だから

7/8
どこに行くか決めていなくて、疲れていたけれど家に帰ったら ちゃんに返信できないだろうなと思って、もういっそ、と、荒川を見に北千住に行った
めちゃくちゃ暗くてちょっと怖かった ここで何かあっても誰も助けてくれない 川と並行に首都高が通っていて、ちょっと浮いているようにも見える道路が怖かった 傍から見ると怖い道路 少し歩いたらそこそこ人がいる広場みたいなところがあって、そこで ちゃんにDMの返信をした
今週も終電に乗っている 途中猫がいて、全然逃げないからずっと遊んでいたかったけれど終電があったから帰った

7/9
最近自分の顔がかわいくなくてつらい これは自意識の問題だけど
17時過ぎに外出 夏はこんな時間にやっと家を出てもまだ全然外が明るくて罪悪感が生まれないのがいい

7/10
地震の時くらいしかテレビをつけないのに選挙の結果が気になってテレビをつけた 怖くない国にして 

7/13
私は効率の人じゃないし、効率で生きていく気もない
他人のことを考えている いつもだな

7/14
電車を降りた時一瞬ここがどこだか分からなかったけれどちゃんと国分寺だった
他人のことをずっと考えていて、それで言わなくていいことを言ってしまっている、いつも

7/15
彼氏の有無が誰かと親しくなる上でそんなに大切なことなのだろうか。確かに、誰かのことを知っていく中で、その人がどんな人と共に生きているのかを知りたくなることはある。
(中略)
恋愛感情を抱くような相手と出会えることは、もしかしたら幸せなことかもしれないけれど、恋愛感情でなくたって、人は誰かのことをどうしようもないくらい大切に想ったり、焦がれたりすることができると思う。そもそも、それぞれのとっておきの感情や関係に名前をつけることなんてできるのだろうか。
(前田エマ「うどん」『動物になる日』 ちいさいミシマ社)

雨だった 今日はいてた靴下捨てる
自分でもよく分からないものでもなんとなくいいかもと思ったものに興味をもってもらえるのは嬉しいことだ
夕飯を食べるタイミングを逃し、だらだらしていた どうしようかと思ったけれど、どうにもできず、朝4時まで落ち込み続け、ようやくシャワーを浴びたら落ち着いた
それだけのこと、それだけのことだ  私は変わらないし、変わらず誰かとの繋がりのことを考え続けると思う 私は淡々と、フラットに私をやっていきたいだけだ、誰に嫌われても
私は自分以外の人からどんな人間に見えているのだろうか

7/16
夕方、町田に向かった 2年ぶりに会う ちゃん いろいろ話した この2年のこととか、 ちゃんが私のことをどう思っているのか、とか
他人にバレないようにすることって案外大事なのかもしれない
酔っ払った   くんが家に来て、   くんとも少し話して、終電はもうなくて、 ちゃんの体調が本当に悪そうだったので、帰った 帰ったというか、帰る手段はなかったので雨の中全然分からない神奈川の国道沿いをずっと歩いてネカフェに入った

7/17
朝、ネカフェを出た めっちゃ晴れ
メルヘンでフルーツサンドを買って帰宅 シャワーを浴びて、メイクをし直して、フルーツサンドを食べた
表参道と外苑前と代官山の区別がつきません
昨日ネカフェでちょっと眠っただけだったからかなり眠かったのだけど、前から行ってみたかった蔦珈琲店に入った オアシスだった、南青山のオアシス せっかくなのでカレーを食べた なんかちょうど、人が作ったカレーを食べたかったの

7/18
それは多分、今適当に名前を付けてみると、その人の前を通り過ぎるという暴力。それは多分金槌で頭を叩くこととそう変わりないことなのだと思います。
(坂元裕二「不帰の初恋、海老名SA」『初恋と不倫』 リトルモア)

その人の前を通り過ぎるという暴力
爪を切った
涙と化粧水が混ざった

7/19
時間の流れが速い気がして焦る
ずっとこんなんでいいわけない 今だけなのか

7/23
写真を無理やり映像にしているのが許せなかった

7/24
写真続けてほしいって言ってもらえて元気出た 昨日も、人生100年だとしたらあと80年もあるって話をしていたし、人生ってこれから始まるのかも、と思った それってすごく前に進んでいる感じがする 

7/25
きっかけさえあればきっとやるだろうに、きっかけがないとできないことだらけ

7/26
通勤特快に乗ってしまった 通勤特快って怖い 通勤特快の怖いところ、国分寺の次が新宿なところ、30分どこにも止まらない電車に閉じこめられるところ、特快って名前のくせに全然速くないところ 嫌な気持ちになってツイッター通勤特快で検索かけたら通勤特快アンチがたくさんいて安心した
私も、現代人、とか思われているのだろうか でもあんまり気にすることでもない、生きてきた時代が違うから、その違いの話をしているだけなのだ

7/27
戦争のことを考えていた 作品とか、作るものに社会性をもたせたくない(自分と向き合い続けることをしようとしているから)けれど、考えていないわけではないのだ
吉祥寺のヨドバシカメラへ ほしいものをいろいろ、2時間も見ていたのに結局ひとつも買えないまま閉店時間が近づき、何も買わないまま店を出た

7/29
昨日の夜、ベランダ?から音がして、性犯罪が怖くてあまり眠れなかった 怯えながら部屋の電気を消して、戸締り確認をして、服を着て寝た
目があまり見えなくて、インターネットができない まともに歩けない
帰り、飯田橋から四ツ谷まで30分川沿いをずーっと歩いた 音楽も聴かずに 歩くことはできる、のだろうか

7/31
私は何も考えられないから 思考だけがいつも先走って実力が伴っていないから
言うべき言葉、っていうか、言いたいことって何だろう、私が
全然違う2人が同じ方向を見ているのが好きだ